ワシントン州のワインとは
アメリカワインといえばカリフォルニア州のナパ・ヴァレーを思い浮かべる人が多いですが、近年、品質とコストパフォーマンスの両面で世界的に評価を高めているのがワシントン州のワインです。生産量もカリフォルニア州に次いで全米2位となります。冷涼な気候と長い日照時間、コロンビア川流域の多様な土壌により、果実味と酸のバランスに優れたワインが多く生まれています。
今回訪問したのは、ワシントン州を代表する名門シャトー・サン・ミッシェルと、通好みの実力派デリール・セラーズ。同じ州・同じ地域にありながら、性格のまったく異なる2つのワイナリーを実際に訪れることで、ワシントン州ワインの奥深さを体感することができました。
ワシントン州のワイン産地の多くは州東部に位置していますが、シアトル近郊のウディンビル(Woodinville)にはテイスティングルームが集中しています。空港やダウンタウンからのアクセスも良く、観光客が日帰りで複数のワイナリーを巡れるのが大きな魅力です。

ワイナリー訪問記
シャトー・サン・ミッシェル
シャトー・サン・ミッシェル(Chateau Ste. Michelle)は1934年創業、ワシントン州最大かつ最も有名なワイナリーです。広大で美しい敷地はまさにシャトーの名にふさわしく、ワイナリーというよりも観光名所に近い印象でした。
テイスティングルームは明るく開放的で、スタッフの説明も非常に丁寧。初心者でも安心して楽しめる構成になっています。特にリーズリングなどの品種が有名で、ワシントン州ワインの入口として最適な存在だと感じます。



緑豊かな敷地で、ピクニック気分で楽しむことができます。



屋内では数多くのワインが販売されており、バーカウンターでは食事や試飲も可能となります。

もちろん屋外でのテイスティングも可能!$30で、4種類のワインを楽しむことができました。
デリール・セラーズ
デリール・セラーズ(DeLille Cellars)は1992年設立の比較的新しいワイナリーながら、ワイン愛好家から非常に高い評価を受けています。コンセプトは明確で、「ワシントン州で表現するボルドースタイル」。
テイスティングは落ち着いた雰囲気で進み、スタッフの説明もより専門的。単一畑やブレンド比率の話など、ワイン好きにはたまらない内容となります。



店内はモダンで落ち着いた雰囲気で、ワインやグッズの購入も可能です。



テイスティングは$30~で、5種類ほど楽しむことができます。スタッフの方もゆっくりと丁寧に説明してくれるので、英語が不得意な方でもご安心ください!
どんな方におすすめ?
シャトー・サン・ミッシェル
・ワイン初心者の方
・ピクニック気分を楽しみたい方
・お土産をたくさん購入したい方
デリール・セラーズ
・ワイン中上級者の方
・落ち着いたテイスティング体験を求める方
徒歩でも移動可能ですが、あまり時間がない方はシャトー・サン・ミッシェルを選んでおくと無難でしょう。
アクセス方法
シアトル中心部から車で約30分。Uber利用が現実的で、公共交通機関のみでの移動はやや不便となります。
まとめ
シャトー・サン・ミッシェルではテイスティング体験のみならず、写真映えする素敵な景色や大きなワインショップもございます。デリール・セラーズでは室内の落ち着いた空間でワインを楽しむことができます。
ナパほどの派手さはないですが、その分、落ち着いてワインと向き合えるのがワシントン州の良さだと感じます。何よりもシアトルからのアクセスが抜群で、気軽に訪れる事ができるのも大きな魅力ではないでしょうか。シアトル旅行の際など、ぜひ本場のワシントン州ワインを体験してみてください。

