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はじめに:用語を知ればワインの世界が広がる
ワインを飲むとき、「このワインはフルボディですね」「これはシャルドネ種の香りです」といった会話を耳にすることがあります。でも、初めての方にとっては「何のこと?」と戸惑うことも多いのではないでしょうか?
実は、ワインの基本用語を少し覚えておくだけで、ラベルが読めたり、好みの味を見つけやすくなったり、ワインの奥深さをもっと楽しめるようになります。
このブログでは、初心者でも無理なく理解できるワインの基本用語をご紹介します。
ワインの種類・スタイルに関する基本用語
赤ワイン・白ワイン・ロゼワイン:色と製法による分類の基本。
スパークリングワイン:炭酸を含むワイン。シャンパンやカヴァが有名。
スティルワイン:泡のない通常のワイン。
デザートワイン:甘口で、食後に楽しむワイン。アイスワインなど。
フォーティファイドワイン:アルコール添加された保存性の高いワイン(シェリーなど)。
ワインの味や香りを表す言葉
フルボディ・ミディアムボディ・ライトボディ:口当たりや濃さの度合い。
タンニン:赤ワインに含まれる渋み成分。熟成にも影響。
酸味:白ワインに多く見られ、爽やかさのポイント。
アロマ:果実や花、ハーブなどの香り。若いワインに多い。
ブーケ:熟成によって生まれる複雑な香り。
余韻(フィニッシュ):飲み込んだあとに残る風味の長さ。
よく使われるブドウ品種の名前と特徴
カベルネ・ソーヴィニヨン:しっかりした赤。タンニン豊富で力強い。
ピノ・ノワール:繊細でエレガントな赤。冷涼産地に多い。
メルロー:まろやかで飲みやすい赤。果実味豊か。
シャルドネ:幅広いスタイルの白ワイン。樽熟成やスッキリ系も。
ソーヴィニヨン・ブラン:爽やかで香り高い白。酸が心地よい。
リースリング:ドイツで有名。甘口から辛口まで幅広い白。
醸造・熟成に関するキーワード
発酵:ブドウ果汁がアルコールに変化するプロセス。
マロラクティック発酵:酸味を和らげる発酵。特に白ワインで使われる。
オーク樽:木樽による熟成。香ばしさやバニラの香りが加わる。
シュール・リー:澱とともに熟成させる方法で、旨味が増す。
ノンフィルター:ろ過せずに仕上げた自然派ワイン。
ラベルや格付けで見かける用語の意味
ヴィンテージ(Vintage):収穫年。年ごとの天候が味に影響。
テロワール(Terroir):土壌・気候・地形など、ワインの個性を生む環境。
AOC/DOC/DOP:産地認証制度。フランスやイタリアなどで使用される。
グラン・クリュ/プルミエ・クリュ:特に評価が高い畑を示す格付け。
リザーヴ(Reserva):長期熟成されたワインにつけられる称号(国によって意味が異なる)。
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おわりに:まずは気になる言葉から覚えてみよう
ワインの世界は難しそうに思えて、実は知れば知るほど面白いものです。
まずはラベルでよく見かける言葉や、お店の説明で気になった表現から少しずつ覚えていくだけでも、ワイン選びが楽しくなります。
用語を知ることは、自分の好みに合ったワインを見つけるためのヒントにもなります。
ぜひこの記事を参考に、ワインとの距離をもっと縮めてみてください。