ワインといえば、種類が多く、初心者にはなかなか選ぶのが難しいですよね。
その中でも、特に人気の高い代表的なブドウ品種がいくつか存在します。
このブログでは、ワインを語る上で欠かせない代表品種について紹介します。
レストランやご家庭でのお料理との組み合わせ、大切な人への贈り物の際に、参考にしてみてください。

今回は初心者向けに超シンプルにまとめているよ~!
食用とワイン用のブドウの違いについて


まず、食用ブドウとワイン用ブドウは、栽培目的や特徴においていくつかの重要な違いがあります。
大粒で甘みが強く、食べやすいように皮が薄くて種なしの品種が多いです。
見た目の美しさや食感を重視して育てられ、収穫された後はそのまま市場に出回ります。
ワインの風味を引き出すために小粒で酸味や渋みが強い品種が使われます。
果実が凝縮され、糖度が高くなるように管理され、収量を制限して育てられることが多いです。
ワインの醸造には、糖度と酸度のバランスが重要であり、種がある品種も多く、
これが渋みやタンニンの抽出に寄与します。
収穫時期はワインのスタイルによって調整され、適切なタイミングで収穫されます。
食用とワイン用ブドウは、育成方法、風味、収穫時期などにおいて異なる特性を持っており、
それぞれの目的に応じて最適な特徴を備えています。



ワイン用ブドウは甘味だけじゃなくて、様々な要素が必要なんだね!
覚えておくべきブドウ品種 ~赤ワイン~


諸説ありますが、ワインのブドウ品種は世界に800種類以上もあるとされています。
その中でも、まずは入り口として、最も代表的な5品種を紹介します。
カベルネ・ソーヴィニヨン
特徴‥深い色合いと豊かな渋み、カシスやブラックチェリーの風味。スパイスのような香りも。
有名な産地‥フランス/ボルドー地方、アメリカ/カリフォルニア州など。
相性のいい料理‥ステーキのような肉料理、濃厚なチーズなど。
ピノ・ノワール
特徴‥軽やかで繊細な味わい。チェリーやラズベリーの果実味と、土のようなニュアンスも。
有名な産地‥フランス/ブルゴーニュ地方、アメリカ/オレゴン州、ニュージーランドなど。
相性のいい料理‥鴨肉、サーモン、マッシュルームの料理など。
メルロ
特徴‥滑らかな口当たり。プラムやブラックベリー、チョコレートの風味。
有名な産地‥フランス/ボルドー地方、アメリカ/カリフォルニア州など。
相性のいい料理‥ローストビーフ、パスタなど。



重め=カベルネ 軽め=ピノ 飲みやすい=メルロ という感じかな!
覚えておくべきブドウ品種 ~白ワイン~


シャルドネ
特徴‥バターやトースト、熟した果実の風味が特徴で、樽で熟成されることが多い。
有名な産地‥フランス/ブルゴーニュ地方、アメリカ/カリフォルニア州、オーストラリアなど。
相性のいい料理‥魚料理、クリームソースのパスタ、鶏肉など。
ソービニヨン・ブラン
特徴‥フレッシュで爽やかな酸味が特徴。グレープフルーツや草のような香り。
有名な産地‥フランス/ロワール地方、ニュージーランドなど。
相性のいい料理‥シーフード、チーズ、サラダなど。



迷ったらシャルドネ!スッキリ目な気分ならソービニヨンブランかな!
ワインの違いを知るにはまずは品種から!
例えば、いきなり店頭に並んでいるワインや、レストランのワインリストを見たところで、
何を選べばいいのか、どんな味なのか、どんな料理に合うのか、さっぱりわからないですよね。
ワインを学んでいくと、産地やヴィンテージ、銘柄などでも判断ができるようになりますが、
なんといってもまずは、品種を見て、ある程度のイメージが沸くになることです。
ご紹介した5品種は、レストランなどでも取扱いの多い特に重要な代表品種です。
ワインリストを見た時に、特徴を思い浮かべて、最初は「なんとなく」イメージして選んでみるだけでも、
料理との相性を楽しんでみることができます。これがまさに、ワインラバーへの入口となるでしょう!