ワインエキスパートってどんな資格?合格率やソムリエとの違いについて徹底解説!

ワインエキスパート解説

ワインに関する資格はたくさんありますが、特に有名なのが、日本ソムリエ協会が認定する「ソムリエ」と「ワインエキスパート」と言えるでしょう。
入門者向けの資格としてワイン検定などもありますが、ソムリエやワインエキスパートを取得すれば、いよいよワイン通とも言えるほどの上級者となれるでしょう。
今回はそのワインエキスパートについて、一体どんな資格なのか、解説していきます。

芸能人だと手越祐也さん、夏菜さん、EXILEのSHOKICHIさん、桐谷健太さんなどが、ワインエキスパートに認定されているよ!

Contents

ワインエキスパートとは試験概要

ワインエキスパートとは、日本ソムリエ協会(J.S.A.)認定のワイン愛好家向けの資格となります。
20歳以上であれば、誰でも受験ができます。全国約4万人の認定者がいます。(2025年現在)

出題内容

一次試験:筆記試験 ※選択式(7月~8月)

二次試験:テイスティング試験(10月)

一次試験はCBT方式で行われ、全国で受験が可能です。
また、申込段階で追加料金を支払った場合、2回までの受験が可能となります。
60分120問、おおよそ6割程度の正答率で合格となります。

二次試験のテイスティング試験では、ワインが4種、ワイン以外の種類が1種出題されます。
こちらは指定の会場での受験となり、マークシート形式となります。

CBT方式‥全国指定の会場にて、パソコン上で実施する試験です。

難易度・合格率

同じく日本ソムリエ協会主催の入門者向け資格である「ワイン検定」からは、大きく難易度が上がります。
一次、二次試験を合わせた直近5年の合格率は、約4割となっています。

ワイン検定についてはこちらもご覧ください!

受験料

2024年時点受験費用 ※一般とソムリエ協会の会員で料金が異なります。

一次試験から受験の場合
1回受験 32,900円(一般) 23,700円(会員) 
2回受験 37,800円(一般) 28,600円(会員) 


二次試験から受験の場合 ※過去に一次試験を通過している場合、翌5年間のうち3回まで免除を受けられます。
14,210円(一般) 7,300円(会員)  

ソムリエとの違い

ソムリエは職業、ワインエキスパートは愛好家というイメージでよいでしょう。
主に以下のような違いがあります。

■受験資格‥ソムリエの場合、3年間(会員の場合は2年間)の実務経験が必要です。収入の規定もあります。

■試験内容‥三次試験(サービス実技)が追加で行われます。

詳細については、日本ソムリエ協会公式サイトにてご確認ください。

ワインエキスパートを取得するメリット

幅広い専門知識が身につく

ワインエキスパートの筆記試験では、以下を例にかなり幅広い内容が出題されます。

・ワインの基礎知識(製法、ブドウの生育サイクルなど)
・各国の生産地、ワイン法、生産品種、歴史など
・ワイン以外の酒類の知識
・テイスティング知識
・ワインの管理、サービス

ワイン関連の仕事に有利

ワインエキスパートはワイン業界でもかなり認知度の高い資格です。
レストランやワインショップ、インポーターなどに就職を希望する場合有利になるでしょう。

ワイン検定の認定講師になれる

ワインエキスパートを取得すると、講習を受けることで、ワイン検定の認定講師になることができます。
受講者数に応じて、ソムリエ協会から報酬も入るため、副業などにおすすめです!

おすすめの対策

独学でも合格は可能ですし、試験対策を行うスクールも多く開催されています。


中でも、「ヴィノテラスワインスクール」がかなりおすすめです。
オンラインでの対策動画、独自で作成されているテキストもかなりわかりやすいです。
動画のみ、テキストのみ、テイスティング対策のみなど、希望に沿ったプランが準備されています。

(公式の教本は800ページ以上あって、文字が多くて独学はかなり大変かもしれません、、)

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